こんにちは!

サッカー留学をしてみたい!!
けど実際ってどうなの?エージェント会社のサイトに書いてることって鵜呑みにしていいの?
って考えてる人、少なからずいると思うんです。

留学してみたいけど、周りに留学した人がいないから怖いな…
とか

現実的に費用の面も知りたい!
実際費用なんかもめちゃくちゃ気になる所です。
そんな高校年代、もしくは中学卒業から留学を考えているあなたや、大学在学中、もしくは大卒で留学を考えているあなたにとって有益な情報を掲載しています。

実際にドイツとイタリアにサッカー留学していて、実際に約2年半ユースチームでプレーした筆者が実際のサッカー留学の実態についての情報を公開します。
それでは行きましょ!

サッカー留学とは留学エージェント会社が提供している、海外でサッカーをすることによって本場の技術を学べ、現地でプロ契約を目指したり、異文化交流なども目的となっているプログラムです。
なのでプロを目指しているわけではない人も費用さえ整えば気軽にプログラムに参加できることはが可能です。
留学プログラムは短期と長期で別のプログラムが用意されており、短期ですと1週間から3か月、長期ですと半年以上というプログラムになっています。

そのエージェント会社が行っている提供って何をしてくれるの?
はい、めちゃくちゃ重要な所です。
では僕がお世話になったエージェント会社、サッカーライフが現地で提供して頂いたこと一覧です。
- 空港での送り迎え、場合にもよりますが1人で現地の空港へいくこともあります。
- レベルに合わせた現地チームへの練習参加、入団交渉
- 入団が決まるまでの住居、食事の確保
- 入団が決まった後の現地の学校への入学手続き、
- 日本人寮への引っ越し
- 長期滞在していてビザの更新の際のめんどくさい手続き(ちょっとこれに関しては怪しかった)
- 現地プロチームの観戦招待
と,ざっとこんな感じでしたね
基本的な身の回りのサポートは大体の部分はしてくれると考えて頂いて結構です。
ここの代表?の方が今現在京都サンガでコーチをしている方なのでプロ選手もこの会社を通してドイツにチームを探しに来ていました。

で、実際留学エージェント会社通してみてどうだったの??
完全に一個人の話として聞いて欲しいのですが、、、、
高校生の頃にサッカーライフを通じてドイツへ留学することを決めた僕、
僕の地元にサッカーライフの日本支部の方とミーテイングをして彼から聞いた内容は
ドイツへ渡り、僕自身の経歴をみて、ブンデスリーガ(日本でのJリーグ)のチームに練習参加させる、という話でしたが結局チームの都合(本当か怪しい)で1つのチームしか参加できませんでした。
しかも驚くことに、そのチームには会社を通してきた同年代の選手が滅茶苦茶いたのです・・
他の面に関しても、
入学させた学校が年齢は高校年代だがドイツのシステム的には日本の中学校相当で、頑張って卒業しても、高校の卒業資格はもらえないこと
※僕はドイツへ行く前に日本の通信制高校に入学していたので、高卒です。
そして一番はビザの更新のときでした、
何か月に一回学生ビザを更新するのですが結構手続きがあるはずなんですがめちゃくちゃ速いんですよね、マジで、

流石に速いな、、まあ無事に終わってるなら全然いいけど、、、
って感じで過ごしてたんですが日本人しかいないチームが嫌で別の代理人の所へ行っていた時のビザの更新の際まったく更新できなかったんですね。
普通に学校に通って成績もそれなりなのに・・
後々 その会社を通じていった選手に聞いてみるとやっぱりあのビザは会社とその地元と癒着してやってたっぽいんですよねえ・・・

半端ねえなマジで
てな感じで最終的には帰国して日本でサッカーすることになるんですけども、個人的には全く後悔はしていないので無問題です
ですがこの記事を読んでくれている方で留学などを長期で考えている場合は、
- ビザの更新の仕方をしっかりと聞く
- 学校入学の際はそのシステムまでしっかりと聞く
- 話していた内容と違う場合はしっかりと追及する。
この部分は絶対譲らないようにしましょう!

なるほどね~~じゃあドイツでの生活はどうだったの??
こちらで説明します!!
筆者はどんなチームにいたの??
筆者はドイツのU-18、日本でいうプリンスリーグの位置付けのチームでプレーしていました。
環境は日本のJチーム並のものが揃っていたし、クラブハウスの食事はタダ、クラブハウスの隣接してるとこにジムがあったりと、最高の環境でした。このチームでトップが6部、(日本でいう地域リーグ)なのでマジで驚きです。ドイツのサッカーは前提から全然違います。
常にブンデスリーガのユースとも試合していましたし、経験値は爆上げでした。
そう、ドイツに来てそれなりのチームに入団すれば、半端ない経験値が手に入るのです。
勿論自分の力、努力次第ですが!!
結論から言うと、不自由な面はあまりありません!
1年経たずにエージェント会社のサポートを断り別の代理人にお世話になっていました。
先述したチームの地域はカールスルーエの近くで、小さな田舎町でしたが都心へのアクセスも良く、チームのスタッフや大家さん、そしてクラスメイトが常に色々な気を配ってくれて、とても素晴らしい人、街でした。
そうドイツは基本いい街なのです!!(迫真)
住居などもチームが紹介してくださりほぼ負担なしで住んでいました。自炊でしたが、スーパーにいけば基本の食材は揃っているので特に困ることはありません。
唯一は日本の米と全然違う質の米が売ってあるのですが、米をそんなに研がないで炊くと日本の米っぽい味になります。色々研究してました。
ただ、唯一の不自由な点はドイツは日曜日は基本どこも閉業しています。ショッピングモールやスーパーもです。
なので土曜日までに食材なども買い込んでおかないといけないのです。個人経営のお店は意外と営業してます。
最終的にはそこに行ってご飯を食べていました(笑)
朝ごはんはペットボトル!?

完全にタイトル詐欺しましたが、
ドイツではペットボトル、缶のポイ捨てを防ぐためにスーパーなどに行くとリサイクル用の機械がありそこに缶を入れると1本0.25€になるんですよ、日本円にして約30円!!
めちゃくちゃ熱くないですか?
しかも水って結構飲むので10本あれば既に300円。最高級のパンが買えちゃんです……!

筆者は毎日登校前にスーパーに寄ってペットボトルを換金し
パンを買って学校に向かうというとてつもなくエモい生活をしていました。
ドイツで学校に行くってだけで マジで1つのステータスですよ。
「俺、ドイツで朝サンドイッチ食べながら学校行ってんだぜ」って言えるんですよ?
そんじょそこらのヤツとはもう違う次元ですよ。ええ。
留学中の1日の生活を知りたい!!
ではここからドイツでの筆者の1日を恥ずかしながら載せさせて頂きます。是非参考になれば。
朝
6:45起床
素晴らしい朝に感謝、瞑想をする。
7:15歩きながらパンを食う。
エモい1日のスタートだ
7:30学校到着、
ドイツ人のクラスメイトと挨拶を交わし談笑しながら自分のクラスへ、でも実は半分はトルコ人だったりする(移民が多い)
8:00授業スタート ドイツでは基本90分授業、日本と比べて時間が長いので我慢が必要だ。そしてドイツ語での生物などの勉強はマジで分からない、テストは常に赤点だった。
13時 下校
14時 自炊して昼飯を作る。
15時 昼寝、
基本練習は夕方からなので力を蓄えておく。本業だからね。
17時半〜19時半 練習
常に全力、少しでもいいプレーをするとめちゃくちゃ褒められるし褒める、ドイツでは感情表現がとても豊かだ。
20:15帰宅
21:00フリー
このような1日です。
意外と毎日はすぐ過ぎるし、異国で、しかも日本とは時差があってあまりコミュニケーションを取れない時もあるだろう。
けど海外で、しかもサッカー選手として海を越えて屈強な外国人選手と切磋琢磨するのは自分の人生を確実に豊かにさせる事は筆者が約束します。
そして日本と違い、海外では一つ一つのプレーに対する執着心が違う。
あっちの人達は自分の生活が掛かってるから目が違う。サッカーじゃなきゃ生活出来ない人達も沢山いる。だからこそサッカー中は常に殺気立ってます。毎日鳥肌レベルで過ごせます。こちらのやる気次第にもよりますが。

気になる留学の値段って?どうなの?
留学の金額なんですが、
短期の留学で大体20〜30万円前後。
そして長期になると年300〜500万は掛かります。こればっかりは親と相談するしかありません。僕の場合は両親に頼み込み、そして少しでも負担しようと高校1年生の冬に渡独するまで日本で引越しなどで資金に当てていました。勿論全く足りませんでしたが。
もし、あなたの親御さんが留学を許してくれるなら、感謝して、羽ばたくべきです。留学は誰でもできる経験ではありませんから。
そして絶対に培った経験を糧に飛躍してください。それが最大の親孝行です。
