サッカー1

なぜ重心は高い方が良いのか?

Pocket

今回はサッカーにとってとても重要な「重心」についてです。

ディフェンスの時は『重心は低くより、高く』

これは最近特にサッカー界、及びスポーツ界で沢山飛び交う言葉ですよね。

よく聞くから高くした方がいいって事を分かっていてもなかなか無意識下で行う事は難しいですし、そもそも何故高くした方がいいのか?

実際に理解してない方が多数いらっしゃるのは事実かと思います。

今回の記事では何故重心は高い方がいいのか?様々な角度、観点から覗き、更に重心を高くするコツを伝授します!

まず……大前提に、重心を高くした方が良いワケ

重心を高くした方が良いワケ

まず絶対的な要素として、高い重心だと、支持基底面が狭くなり少ない体重移動ですぐに動き出せます。ここで言う支持基底面というのはこの様な地面の着地している地面の事です。(画像はトレーニングunivより引用)

一方で、低い重心では右足と左足の幅が広くなってしまう為、支持基底面が広くなり、動き出すまでが長くなってしまいます。

これも当然の原理ですよね。足の幅が広くなる=体の位置を低くなる、すると体が前傾姿勢になり、重心が低くなります。

そのため、ディフェンスで相手と対峙する時やドリブルで加速するためには、高い重心を保ちながら相手の動きの先を行くというのが必勝法でありマニュアルです。

さて、更に古武術からの観点から重心の重要性を覗いていきましょう

古武術から見た重心問題

古武術では浮身、鞭身、沈身という用語があり、これらが重心が高い事を肯定する内容となります。

この動作をスムーズに行えると素早い動きが出来るという理論です。

浮身と沈身は言葉の通り体が空中に浮く瞬間とその次の動作で沈む瞬間の事です、この動作をドリブルが上手い選手は例外なく習得しています。

こちらが良い例である中島選手の浮身と沈身です。対照的に相手のディフェンダーは見て分かる通り重心が完全に低く、前のめりに見入ってしまっています、この状態では相手に先手を取られてしまうと後手に回ってしまいます。

さて、浮身と沈身の特徴ですがこれもまた興味深いです。

それは予備動作がない事と動きが俊敏になることです。

予備動作がない事と動きが俊敏になることです。
つまり簡単に言うと「ヨイショ」の動きが無くなるんですね。これって凄くないですか?

一般的な動作なら重心を沈めて→次の動作になるので重心を沈めた所からの動き出しは足にも負担がかかり前腿のブレーキ筋に負荷がかかり一瞬のスピードが出にくくなります。

先程の中島選手の様に浮いてから(重心を高くしてから)→着地した瞬間に移動。

この動きが古武術観点から見ても理想形であると言えます。

前腿 裏腿問題

先述しましたが、前腿を使って走るより腿裏を使う方がいいのか。

大腿四頭筋(前腿)はブレーキ筋と言われるのに対して腿裏はアクセル筋と呼ばれる推進力を生み出してくれる筋肉です。長距離を走るマラソンのトップ選手はほとんど習得しています。

マラソン選手で腰が落ちていて体「く」の字に曲がっている選手を来たことないですよね?それは腿裏を使って体を一直線にして走っているからです。

こちらがネイマールと香川選手の比較写真です。

ネイマール選手の方が軽やかそうなのが写真から伝わってきますね。

なので重心を高く保つには「腿裏」を意識し、その周りの筋肉、腸腰筋、腸骨筋などを意識していくのがベストになります。

いや、どうやって鍛えたらいいの??

しかし腿裏を育てるためには筋トレで鍛えれば良いというわけでもありません。

ここで一本歯下駄の登場です。

一本歯下駄を履いて浮身の感覚を掴む

一本歯下駄とは…通常二本歯があるのに対して一本歯であることで普段使っていない筋肉を活性化させ、さらに一本歯下駄を用いたトレーニングを行うことで走りや姿勢が劇的に改善されるまるで「魔法」のような代物である。

実際に日本代表の柴崎岳選手、西大伍選手、なでしこの田中陽子選手等トッププレーヤーが続々取り入れている一本歯下駄。ここに1番近道の答えがあると考えています。

何故なら筆者も現役時代は一本歯下駄愛用者だったからです(笑)もちろん現在も履いていますが!まずは下駄を履くだけでも「体を浮かす」感覚を覚えれるはずです。

是非浮見、沈身の真髄を理解し、実践に応用してみてください。

ABOUT ME
カタル
色々しています。
RELATED POST